旅と人生の思い出を綴ります。
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第1話フランス シャルル・ドゴール空港で
2007-07-12 Thu 08:52
現実の世界の旅も

幻想の世界の旅も

結局は同じこと

なぜなら

それは行方不明になっている

自分探しの旅だから・・・・・

もう一人の私を探せたら

また新たな旅が待っている




何故か旅行をする時、夜中到着の飛行機を取ってしまう私はその日も夜中ドゴール空港に到着してしまった。



もう全てのお店は閉まっていて、人もまばらである。



荷物をベルトコンべラーから取るとメトロ乗り場までの無料リムジンバス乗り場へゆっくりと向かうことにした。



なぜゆっくりかというと、別にフランスの旅情に浸っているわけではなく、単に36キロもの2つの特大スーツケースを運ぶのが大変だったからである。



中には4ヶ国語の語学学習書とヨーロッパ全土の旅行雑誌とナンパ用会話集・・・などなど。



その時の私の格好といったら黒のフェイクファーのロングコートにサムソナイトの特大スーツケースとよくわかんない無名ブランドの巨大なバック。



赤茶に染めたばかりのロングヘアーとなんだか怪しげな外国人の女というか単にけばかったのである。



そのおかげで歩き始めて5分も立たないうちに感じのいい空港のオフィサーが声をかけてきた。



「お嬢さん荷物重そうですね」わたしは鏡で毎日鍛えていた女優スマイルで答えた「えぇ、少し重いんですの。女って荷物が多くて困るわ(笑)」



・・・こんなクサイことを24歳にしていってしまうわたしはこの時彼氏いない暦24年だったりします。信じられない悪女振りです。



「もしよろしかったら手伝いますよ」とオフィサー。



「あらほんとに?フランスの男性って親切ですのね(笑)」


全て外国映画での台詞パクってこの日までに暗記してただけなのだが、どうやら効果覿面だったらしく結局そのオフィサーは荷物をリムジン乗り場まで運ぶことに・・・


ふふ、どうせ一個36キロの荷物2つもあっては持ち逃げも出来ないこと承知でのことなのでありました。制服を着ているからといってオフィサーとは限らないのです。



「うわぁ!!何が入ってるんですか?!?重い!」


そりゃそうでしょう、一個36キロですから・・・。



「辞書が4つほど・・」といってはにかみ笑い。



騙されたと思いつつもフランス人オフィサーは親切にそして少々の下心と共にわたしの鞄をリムジン乗り場まで運んでくれたのである。



可愛そうにその下心入りの彼の住所の書いたメモはパリのホテルで鞄を開けた瞬間にどっかいっちゃったりするのですが・・・・・




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